こんにちは。エンジェル投資家のびずぷらです。
クラウドファンディングを知っていますか?
ここ数年の間で急速に普及している「言葉」だと思います。なんとなく知っているけど、でも実態はよくわかっていない。
いろんな種類があるの?商品もらえるだけじゃないの?
そういう疑問も多いと思います。この記事では、クラウドファンディングについて一気に解説します。
- クラウドファンディングの種類は?
- 投資型クラウドファンディングはどれがいいの?
目次
クラウドファンディングの種類は?
クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の人に資金の調達をお願いする仕組みのことです。大きくは「非投資型」と「投資型」に分類できます。
いずれのクラウドファンディングも募集案件ごとに「目標金額」が設定されます。複数の応募者を募り、合計金額としてその目標額に到達した場合に案件成立です。
目標に到達しない場合は、金額は返金されます(支払わなくてよい)。ただし寄付型の場合は、返金されず目的を変えて利用されるケースがあります。
案件成立後は、資金調達者に金額が支払われプロジェクトが開始されます。
クラウドファンディングの種類は、募集の対象やリターンの種類などで5種類に分類できます。
ここからは、クラウドファンディングの種類毎に詳細を解説します。
非投資型クラウドファンディングとは?

非投資型クラウドファンディングは、金銭の見返りがない「寄付型」と物やサービスとして受け取る「購入型」の二つがあります。
寄付型:具体的な内容に寄付をする
地震による災害復興支援や自治体の課題解決を、ネット上で「寄付」として募るクラウドファンディングです。
使用用途が不明な寄付とは異なり、かなり明確な使い道を示した上で募集が行われています。自分が興味ある内容に寄付をするのがよいでしょう。
自治体の課題解決については、ふるさと納税の対象となるガバメントクラウドファンディングというものがあります。
寄付型の場合、目標金額に達成しない場合でも、返金されないことが一般的です。
購入型:企画を応援する
日本でもっとも主流なクラウドファンディングが「購入型」です。クラウドファンディング=購入型をイメージする人も多いのではないでしょうか。
購入型のクラウドファンディングも盛り上がりを見せています。
「応援する!」という趣旨では、購入型クラウドファンディングもおもしろいと思います。数千円から始められるため、お手軽さが魅力です。
たとえば以下のような種類の案件があります。
- 個展、ライブなどのイベント開催
- 新しい商品の開発
- チャレンジ系(世界一周など)
リターンとしてはイベントへの参加や商品が定番ですが、決まりはありません。チャレンジ系では絵ハガキ・写真をもらうなどさまざまです。
興味があれば、具体的な案件を探してみるとよいでしょう。日本最大のプラットフォームであるCAMPFIREのページがオススメです。
投資型クラウドファンディングはどれがいい?

さて本題の「投資型」のクラウドファンディングの解説に入ります。
投資なので当然リターンとしてお金を得ることが目的です。一方でお金を失うリスクもあるのが投資型の特徴です。
ローリスク・ローリターンからハイリスク・ハイリターンまで揃っている投資型クラウドファンディング。「融資型」「ファンド型」「株式型」の3つがあります。
融資型:低リスクで安定したリターン!?
投資型の中でもっとも主流になっているのが「融資型」となります。2015年以降に注目を集め始めたサービスで、ソーシャルレンディングとも呼ばれています。
「融資型」は、お金を借りたい会社と、投資をしたい投資家とを結びつけるサービスです。
融資という形で会社に貸し付けを行い、金利という形でリターンを受け取ります。
- 1万円程度の少額から投資可能
- 年利換算で3%〜10%の利益率
- 日々の価格変動で疲れない
- 元本保証ではない(全額失うリスクもある)
- 投資先の情報が不透明
- 為替リスクを負う場合あり
当然ながらリスクもあります。投資する際はよく案件の内容を理解して行いましょう!
融資型(ソーシャルレンディング)の代表的な案件の種類としては、
- 太陽光発電
- 不動産
- 海外ローン
があります。ソーシャルレンディングを始めるなら、お勧めは下記の二つです。
ファンド型:好きなプロジェクトを探そう!
ファンド型は、特定の事業に対して個人投資家から資金を調達する仕組みです。
融資型との違いがわかりにくいのですが、具体的な案件を見た方がイメージがしやすいと思います。
- 名古屋の金シャチ横丁 城町グリルファンド
- 阿蘇地獄温泉 すずめの湯復興ファンド
- 丸山珈琲 表参道コンセプトストアファンド
リターンは事業の売上により変動します。目標通りに行けば、結構な利回りとなりますが、必ずしもその通りというわけにはいかないでしょう。
また具体的な事業に対する投資であり、購入型に近い側面を持っています。実際にお金としてのリターンの他に、商品券がもらえるなど特典が付いてくる場合があります。
いずれにせよリスクはよく理解しましょう。
株式型:ファンになってベンチャーを応援!
「株式型」クラウドファンディングは、IPOやM&AによるExitを目標にしているベンチャーへ投資し、株式売却でのリターン獲得を目指すものです。
このサイトで扱うエンジェル投資は株式型クラウドファンディングのことです。
クラウドファンディングの中では、一番ハイリスク・ハイリターンの投資です。一人当たりの最低投資金額も他のクラウドファンディングに比べると一番大きくなります。
1案件がトータルで集める金額をみると、ソーシャルレンディングの方が大きくなります
投資金額は10万〜50万。金額も大きいため真剣に案件を吟味し、リスクも十分に見極める必要があります。
お勧めはファンディーノとエメラダの2社です。
どのクラウドファンディングがいいの?
当然ながらこのサイトでは、「株式型」のクラウドファンディング。つまりエンジェル投資を推薦しています。
- 成功した時のリターンが大きい
- ファンになってベンチャーを応援できる
- 経営の勉強になる
という点に魅力を感じています。
まとめ

この記事では、クラウドファンディングの5つの種類について特徴を説明しました。
このサイトで一押しの投資が「株式投資型」つまりエンジェル投資となります。
魅力的な経営者・会社・サービスを見つけファンになって応援しましょう!
