こんにちは、エンジェル投資家のびずぷら(@bizpla11)です。大学院ではAI(人工知能)を研究していました。
株式投資型クラウドファンディングのファンディーノから38号案件の案内が届きました。
今回の会社、株式会社デジタルアテンダントはAI(人工知能)を世の中に還元するというビジョンで設立されたベンチャー企業です。
ある意味でAIベンチャーのど真ん中の企業と言ってよいでしょう。
目標募集額 | 15,960,000円 |
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上限応募額 | 49,980,000円 |
申込期間 | 2018年7月4日(19:00) 〜 2018年7月5日 |
投資金額 | 7万、14万、28万、49万の4コース |
それでは、さっそく今回の案件「デジタルアテンダント」について解説します。
デジタルアテンダントのサービス

2017年12月に対話形式のAIを応用した「接客ロボット」をリリースしています。
似たような分野としてWEBの中では、チャットボットが注目されています。企業のWEBページを閲覧中に「何か質問ありませんか?」とポップアップが出てきたことないでしょうか?
繰り返し同じような質問が想定される領域では、AI技術と組み合わせて精度を高める工夫がされています。
今回のデジタルアテンダントのサービスは「音声認識」と「画像認識」も組み合わせ、さらに高度なものと思われます。
次にダイナグラスという視覚障害者のサポートをする眼鏡の開発も行っているようです。こちらも高度な技術が要求されるものです。
デジタルアテンダントの優位性

すでに2件の特許を持っているということです。FUNDINNOの紹介ページにあるように、特許を保持することで他社の参入障壁となる可能性があります。
これはビジネスをする上で非常に有利な展開となります。
また、2018年7月2日にはメディアへの掲載もあり、まさに今が旬の会社なのかもしれません。
専門家ではないため、今回の特許について評価を正しくできません。ただFUNDINNOのページにあるように参入障壁が作れるとの楽観視はしていないことをお伝えします
びずぷらは投資する?
今回はもう少し様子を見て判断します!
技術的には当然ながら興味がある分野です。技術レベルも高い会社だと思います。もし特許技術が本物であれば、応用できる領域も多いはずです。
ただビジネスとして成り立つのか、と問われたときに非常に微妙に思えてしまいます。例えばホンダのASIMOなども、今回のAIとも近い技術を使っているはずです。話題にはなりますが、商業的には失敗しています。
技術的に優れていることとビジネスとして成功することは必ずしも一致しません。投資として見たときに少し躊躇があります。
それでも応援したい気持ちはあるので、もう少し様子見とします!

まとめ

今回はファンディーノの38号案件、AIベンチャー株式会社デジタルアテンダントの案件紹介でした。
技術力としての評価 vs ビジネスとしての評価で、投資判断は別れるような気がする案件です。
それでは。
