こんにちは、エンジェル投資家のびずぷら(@bizpla11)です。
株式投資型クラウドファンディングのFUNDINNO(ファンディーノ)35号案件は、株式会社Fesbase です。今回も最速で投資するかどうか解説をします!
Fesbaseは『旅を豊かにする』をテーマとした会社で、訪日旅行者向けレストラン予約コンシェルジェサービス「JPNEAZY(ジャパニージー)」をリリースしています。
2020年の東京オリンピックなど、インバウンド需要が増えることは予想されます。その中でどのようなポジションを取れるのかがポイントとなります。
目標募集額 | 15,000,000円 |
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上限応募額 | 40,000,000円 |
申込期間 | 2018年6月16日〜2018年6月17日 |
投資金額 | 10万、20万、30万、50万の4コース |
さっそく、見ていきましょう!
インバウンド需要と外食産業

最近ニュースなどでも耳にするインバウンド(Inbound)とは、外国人の訪日を意味しています。
訪日客は東京オリンピックに向けて増加傾向です。その後も増えることが予想されます。
「旅行」と言えば「食」
私達も海外旅行に行く際は、現地の美味しい食事をしたい、でもお店の予約ができない、どうしよう・・、そんな悩みを抱える人も多いと思います。
JPNEAZYは、訪日客のこのような不安に対応するためのレストラン予約コンシェルジェサービスです。
訪日客の増加に合わせて、JPNEAZYも成長する可能性が感じられます。
訪日客の外食市場規模は8,000億円
8,000億円と聞くと非常に大きく思えます。
では、日本の外食産業の市場規模はどの程度でしょうか?
答えは、13兆円ほどとなります。
当然ですが、外食産業全体からすると訪日客向け市場は6%、とかなり小さい。
インバウンドの成長率が高いのは事実ですが、外食産業全体の市場規模からすると、かなりニッチな領域と言えると思います。
JPNEAZYのサービスはイケている
JPNEAZYの訪日客むけレストランコンシェルジェサービス自体は、インバウンドの旅行者とレストランの双方にとってメリットが大きく、成長の可能性が感じられます。
- 旅行における「食」は重要
- 旅行では贅沢をしてもいい
- 現地のことはわからないので、誰かにお願いしたい
- 事前決済があると便利(カード使える?他国の小銭は難しい?)
- 事前にコースを決められる
- 外国人客の予定がわかる(対応しやすい)
- キャンセルを保証してもらえる
- 旅行者のキャンセルは少ないはず
- 旅行者の客単価は高い
- 国籍別の好みなど、特殊な情報をデータベース化できる
びずぷらはFesbaseに投資する?

投資するかどうか、今回は少し悩んでいます。理由は下記です。
- IPOをするイメージがわかない
- M&Aによる売却はイメージできる
ひとことでまとめると「そこそこの成功を感じる」です。
逆にいうと大きな成功イメージがわかないのも事実です。
どうしても市場規模が気になります。現在8,000億の市場規模と書かれていますが、飲食店全体は13兆円。インバウンド需要で倍に増えたとしても、まだ市場規模が小さいと思っています。
一方でサービスを成長させた状態で売却するイメージは思い描くことができます。旅行会社などシナジーがある事業も多いと思います。
食べログともユーザーが重ならない&レストラン情報は共有可能など相性が良いと思います。
またFesbaseのホームページを見ていると、非常にセンスがいい。個人的にはデザイン的にも好感が持てるので、応援はしたいです。
まとめ

FUNDINNOの35号案件の株式会社 Fesbaseについて解説をしました。
インバウンドに特化したレストラン予約コンシェルジェサービス「JPNEAZY」を展開。ニッチな市場ですが、そこでの存在感を保てれば、イグジットには近づけるように思います。経営者もリクルートの新規事業の経験者ですし、期待はしています。
投資は自己判断でお願いします。
それでは!
